令和6年度補正予算 麦・大豆生産技術向上事業に係る要望調査の実施について
1.麦・大豆生産技術向上事業
(1)支援内容
ア.⽣産性向上の推進(補助率:定額)事業実施主体が実施する団地化、ブロックローテーション、適正輪作等による⽣産性向上を推進する際に必要な経費について、実際に要した費用を、上限額の範囲内で支援します。なお、上限額は事業実施主体の作付面積に応じて、以下の通り設定しています。
【上限額】
- 50ha未満 ...100万円
- 50ha以上から150ha未満 …200万円
- 150ha以上 ...300万円
〈生産性向上を推進する際に必要な経費について〉
- 会議の開催・出席に要する経費
- ほ場状況の把握等に要する経費(日当、時間外手当、消耗品等)
- 団地化に必要なほ場改善・点検に要する経費(排水枡の修繕に係る役務費、物材費等。他事業で実施するものを除く。)
- 試行的団地拡大に要する経費(地代等)
- 衛星写真等の購入に要する経費
- 農業コンサルタント等への相談に要する経費
- 団地化地図のデジタル化に要する経費
等を想定しています。
イ.新たな営農技術等の導入各地域における麦・大豆生産にかかる課題解決に向け、新たな営農技術等を導入する取組ついて、その技術等を新たに導入する面積に対し定額で支援します。複数の営農技術等を選択する場合、支援単価の合計は10,000円/10aを上限とします。なお、技術導入に当たっては、農研機構による「診断に基づく栽培改善技術導入支援マニュアル」等により、ほ場条件に適した技術を選択するなど、試験研究機関等の適切な指導に基づき行ってください。
ウ.生産拡大に向けた機械・施設の導入等(補助率:2分の1以内) 麦・大豆の生産拡大や成果目標の達成のために必要な以下の機械・施設の導入、リース導入、改良を支援します。補助対象となる機械等は50万円以上5,000万円未満とします。ただし、ほ場で利用する農業機械の導入に限り、事業費の上限なく、導入する機械度とに5,000万円未満の補助金を交付することができます。なお、5,000万円以上の農業機械の導入に係る補助金の上限は、当該機械ごとの受益面積1haにつき37.5万円とします。また、リース導入の場合、リース期間は2年以上で法定耐用年数以内の物のみ対象とします。
1.麦・大豆生産の生産性の向上のために必要な機械・施設の導入等
例:ブロードキャスター、サブソイラー、ボトムプラウ等
2.麦・大豆の生産効率化に必要な機械・施設の導入
例:高速播種機、農業王ドローン、コンバイン、乾燥調製施設(乾燥機、色彩選別機)等
3.上記機械を牽引するために必要なトラクターの導入等
事業実施主体
- 農業者の組織する団体(受益農業従事者が5名以上)
- 地域農業再生協議会
(2)提出書類
- 麦・大豆生産技術向上事業事業実施計画書(別記様式第1号別添)
- その他の資料(受益地の範囲がわかる地図、組織運営に関する規約・規定および収支予算(または収支決算)、受益農業従事者の要件を確認できる書類(農業者の組織する団体に限る)、対象作物の作付状況がわかる資料、成果目標の根拠資料等)
- 誓約書(別添様式)
要望調査について
本事業の活用を検討されている方は、上記書類を期日までにご提出ください。
提出期限
令和7年8月20日(水曜日)17:00まで
提出先
〒522-0341 滋賀県犬上郡多賀町大字多賀324番地
多賀町役場産業環境課
電話 0749ー48ー8117有線 2-2030