節水にご協力ください
[2018年1月29日]
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私たちの星、この地球は海、湖、河川、地下水など美しい水にあふれ、水の惑星と言われています。しかし、その水の97.5%は海水で、淡水はわずか2.5%です。しかも、淡水のほとんどは、南極や北極の氷であるため、私たちが使用できる水は0.8%といわれています。今、私たちは、蛇口をひねればきれいな水が出てくることを当然のように思っていますが、「水」は貴重な限りある資源として、無駄にはできないものなのです。
多賀町の水道水のすべては、町内の谷水や地下水でまかなわれています。我が町の山や川などすべての自然のおかげで、私たちの飲み水が確保されているのです。一人一人が美しい自然を守ること、自然の恩恵を無駄に使わないことを心がけ、私たち自身の生活を守る努力をしていきたいものです。
私たちが生活していく上で水道水は必要不可欠なもの。その水が突然出なくなったら…そうならないよう、皆さんの心がけひとつで節水は簡単にできます。ご家庭にあった節水方法を考えて、いろいろな方法で節水に取り組んでみてください。
水道水を流したまま磨くと(30秒間)約6リットルの水を使いますが、コップを使用すると1回で約5リットルの節水になり、4人家族で朝と夜に磨くと一ヶ月で約1,200リットルの節水になります。また、洗顔の際は洗面器を使ましょう。1人1回約6リットルの節水が可能です。
水道水を流しっぱなしで洗うと多量の水を使います。油汚れのひどいものはあらかじめ紙などでふき取り、ため洗いをして蛇口をこまめに閉めると節水することができます。
洗濯はまとめ洗いをすると節水することができます。水を注ぎながらのすすぎよりためてすすげば約55リットルの節水ができ、一ヶ月にすると約1,700リットルの節水ができます。さらに、お風呂の残り湯を再利用しましょう。ぬるい湯なら洗剤が溶けやすくなり、洗浄効果も高まります。
シャワーを15分間出し続けると約180リットルの水を使います。この量は、浴槽1杯分とほぼ同じです。家族で入るならシャワーより浴槽にためて入った方が節水になります。また、浴槽の半分を洗濯に使えば約90リットルが節水でき、一ヶ月で約3,000リットルの節水となります。洗濯のほかにも、植木の水やりや、まき水、掃除の時にも利用しましょう。
水道ホースで流し洗いすると約240リットルの水を使います。バケツに入れて洗うと(5杯)約210リットルの節水になります。
トイレで1回流すと約12から20リットルの水を使います。大・小のレバーを使い分けましょう。タンク内に水を入れたペットボトルなどを沈めておけばその分の水(約2リットル)が毎回節水することができます。