自然保育の紹介
[2020年2月1日]
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大寒も過ぎ、一年で一番寒い時期！ のはずが・・・。
今年は、底冷えのする日がほとんどなく、この多賀町に、雪がありません。降っていません。
地球温暖化の影響なのでしょうか、それにしても 初めてのことです。
例年なら、この時期にはもう数度、子どもたちの膝が埋まるほどの雪が降り、雪遊びを楽しんでいるのですが・・・。
雪が降るのを楽しみにしている子どもたち。
12月のとある日、高取山のペンションの一角で ✨キラキラ光るものを発見！
「せんせぃ！みてみて！ここに雪がある！」 「ぅわー冷たーい！」 と、世紀の大発見のように盛り上がる子どもたち。
「先生も触ってみ」 と言われ触ってみると、冷たい！ うーん。 でも、雪というよりは氷のような塊・・・。
そして なぜかこの一角にしかない！
「なんだろうね？」 「氷やわ！」 さてさて不思議なこと。
あとで事務所の方に聞いてみたら、冷蔵庫の掃除をして出てきた氷の塊だったようです。
これほどまでに、雪を待っているのです。 一度でいいから 降ってくださーい (^^)/
雪がないので なんだか
いつもの冬じゃないみたい
葉っぱのお布団が
ふっかふか
もうすぐ誕生日の友だちに
杉葉をいっぱい集めて
バースデーケーキをつくろう！
木の実や落ち葉で飾り付け
錆さびの おおきな厚手の鉄板
いつもは 見てるだけだったけど
今日は ちょっと触ってみた
「あったかーい」「炬燵みたい」
「気持ちいい！ずーっと寝てたい」
見てみて こっちもあったかいよ
お日様のエネルギーを いっぱいたくわえた
おおきな石
トリプルベッドになっちゃった
紫の汁が出るヒサカキの実で
お化粧するよ
いつもは マニキュアにしたり
顔に塗ったりしてるけど
今日は 髪染めにチャレンジしたよ
どう？染まってるかなぁ？
山道を歩いていたら
ゾウさんが出てきたよ
ぞうさん みんなをみててくれるの？
階段のたくさんある山道
2歳の友達と一緒に探検したよ
ここらでちょっと ひとやすみ
草のお布団がふかふかで
気持ち良すぎて
眠たくなっちゃった
あー気持ちいい！
葉っぱの温泉でひとやすみ
「からだ洗うタオル持ってきた」と
大きな葉っぱを片手に 入浴
「すいませーん、お湯が足りません
入れてくださーい」
落ち葉を集めて 足し湯に・・・
園庭にある どんぐりの木
年長さんが登っていたから
わたしも 踏み台を持ってきてチャレンジ
でも… まだまだ 届かない
3さいの友だちのチャレンジを
隣で見ていた2歳の男の子
「よーし 僕も！」と
踏み台に・・・。
とどくかなぁ いつか
草や土を集めては ごちそうづくり
「おかあちゃん おなかちゅいたよ」
「今ちゅくってまちゅよ」
なりきった表情で
大きい友だちと おんなじように
「見ててや！高いところまで行けるで！」
園庭にある木
何度も登っているから
どうしたら登っていけるか
感覚をつかんでいる
何とも 得意げな表情
園庭に 大きな丸太が仲間入り
小さい木の塊を見つけ
「先生、誰かの足があった！誰かな？動物さん？
もしかしたら 熊さんのあしかな・・・。」
いろいろな木をつなぎ合わせて
「先生、やっぱりくまさんやったわ！
くまさんが 遊びに来てくれたよ。
みんなー、ここにくまさんがいてるから
ふまんといてねー」
木のうえに立ってみたら
意外と揺れる
「サーフィンしてるで！」
「私も乗りたい！」
バランスをとりながら
落ちないように
「僕が使おうと思ってたんやで」
「ちがう、私が先に見つけたもん」
一つの木を取り合いっこ
こんなぶつかり合いも
自分の思いが表出できる大切な場
大事にしたい時間
風邪が少しつめたいけれど
凧あげには 絶好の風
お手製の凧を
一緒にあげよう
クルクル渦巻きカンナくず
なんだかとっても いい匂い
触ってみても ツルツル
「今日は 焼きそばですよ―」
カンナくずの麺と木くずのお肉入り
うーん おいしそう
登ってくださいと言わんばかりに
倒れた木を発見！
登ってみると 案外滑るけど
居心地の良い場所を見つけたよ
「いいなぁー、ぼくも登りたい！」
「僕はどこにいるでしょうか？！」
どこにいっちゃったのかなぁ
さがしても見つからないよ
しばらくして出てきてくれた
「どこにいってたの？」
「ちょっと森の世界に行ってた！」
子どもたちの世界、子どもたちの感性、
大人が置いてきてしまったものを 思い出させてくれる瞬間。
こんな素敵な時間をずっとずっと大切にしていきたいですね。 (^_-)-☆
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