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下水道のしくみ

[2018年1月30日]

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上水道や井戸水は、その殆どが蛇口を捻るとすぐ使用できる便利な世の中ですが、使用済みの水は、直接水路に放流し、川や琵琶湖を汚してきました。下水道は、家庭から出るところで、雨水と汚水に分離し、雨水は最寄の河川に、汚水は公道下に新たに設けた管渠を使用して処理場まで運び、綺麗な水に処理した後、琵琶湖に放流します。
多賀町の下水道(汚水)は、流域関連公共下水道と呼ばれ、彦根市・長浜市を中心とした東北部処理区(4市4町)に属し、彦根市松原町および米原市の境界に設けられた「東北部浄化センター」にて水処理されます。各市町村を結ぶ管渠は、滋賀県が施工・維持管理を行う「流域幹線」と呼び、各市町村が各家庭の汚水を集約する管渠を「公共下水道」と呼びます。流域幹線には「投入点」と呼ばれる公共下水道管渠との接続点が設置されます。公共下水道は、投入点毎に「処理分区」という汚水を集約する区域を設定します。多賀町は、現在3処理分区に分かれており、大字土田地区と大字多賀地区の一部を含めて「土田処理分区」、大字猿木地区を「高宮南処理分区」、残りの区域を「多賀処理分区」と設定しています。
多賀町への流域幹線は、彦根市松原町から湖周道路を南下し、彦根市八坂町の旧県立短期大学前から多賀大薮線を通り、大字土田地先まで埋設されており、土田地先にて、土田処理分区と多賀処理分区から集められた汚水が、2箇所から投入されています。また、高宮南処理分区については、彦根市の公共下水道管渠に投入しています。
下水道(汚水)の管渠は、処理場から各戸の敷地内に設置する「公共汚水桝」までの施設を県および各市町村が管理を行います。工事が完了し下水道が使用できる区域「供用開始区域」に指定された後、各戸の敷地内において公共汚水桝まで汚水を集約するための宅内工事を実施していただき、ようやく下水道の目的が達成されるのです。

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