自然保育の紹介
[2021年2月19日]
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冬の高取山の魅力といえば・・・。雪景色は当然のことながら、
草木が枯れて散策道からの視界が広がり、今まで見えなかった景色が見えること。
そして、今まで草に覆われていた場所にも、足を踏み込むことができる事。
子どもたちにとっては厳しい寒さとの闘いでもある冬の山ですが、それにも勝る魅力があるのでしょうね。
今日は 自分たちで地図を持って
どこまで歩けるのか 挑戦
谷から尾根に抜けるのは
冬ならではのこと
なんだか ワクワクするね
道なき道をかき分けて
谷から尾根に向かって歩いていく
「おーい、ここにとげとげがあるでー」
大変だけど 充実した時間
散策道の分かれ道。
「この道歩いて来たから 今ここやな」
「こっちに行ったら ここに出る」
「この道からも 同じところに行けるで！」
自分たちの歩く道を、自分たちで考えて
だから、しんどくても頑張れる
ほら！
朴の木の葉と ウラジロの葉で
髪を飾ってみたよ
どう？ 「かわいいでしょ」
ずーっと前に見つけた
二番めの ココア（おがくず）の丘
地図で確認しながらここまで来られたよ
前と一緒で フカフカで気持ちいい
棒でおがくずを掘ってみる
「軟らかいから メッチャ掘れるやん！」
「ホンマや！なんかおもしろい」
黙々と掘り進めていく
山を探検して 最終目的地の
《ココア（おがくず）の丘》に到着
久しぶりのココアと谷川で
夏に遊んだことを思い出し…
「水がきれいや！魚がいっぱい見える」
と おおはしゃぎ
今日は3歳だけの高取山
「みんな、集まってください。
今日はどこに行く？」
いつも5歳の友だちがやっているから
見よう見まねで集会を始めた…
枯葉を踏みしめ 木の枝をかき分け
尾根に上っていく
時々 サンキライのとげが
行く手を邪魔してくる
「ここに とげとげがあるよー
きをつけてー」
まだ風が冷たい季節ですが、こども園の園庭は子どもたちの元気な声でいっぱいです。
3・4・5歳児の中には、ジャケットも着ずに外に飛び出していく子もいます。
「寒くないの？」と寒がりの大人は声をかけてしまいますが、「大丈夫！おにごっこするから！」と元気な返事が返ってきます。
中には、「やっぱり寒いからジャンパー着てくる！」と、室内に戻る子もいます。
大人の押し付けではなく、《自分の感覚で感じとり、自分で判断ができ、自分で行動できる》
生きていく力の基本が育ちつつあるのかなー。
ジャンパー着て 帽子をかぶって
お外で遊ぼう！
砂はちょっとひんやりしてるけど
なんだかすっきりする
「あれっ！」お空の方から何か聞こえる
しーっ！耳を澄まして聞いてみよう
4月から3歳児クラスに進級！
いよいよ 高取山にデビュー
だから…
リュックに着替えと水筒を入れて
高取山に行った気分に！
園庭の築山のてっぺんから
「ぅおー！」
（高いなー！）って 言ってるのかな
（気持ちいい！）って 言ってるのかな
どんな思いでいるのかな…(^^)/
ほら 今日の僕の宝物
こーんなに大きな木の皮見つけたんだよ
木の薄皮がちぎれないように
大事に大事に 運んでる
踏み台もロープも使わずに
自分の体の力だけで登っていく
目には見えないけれど
いろいろな力が 育ってきていますね
みんなで作った池に
ゴムのシートを敷いた
「池の周り どうする？」
「石を並べていく？」みんなで話し合う
その後ろ姿を ジーっと見守る3歳児…
池の周りを
自分たちの園庭にあるもので飾ろう
石、竹、木の葉、丸太などなど
園庭で集めて 持ち寄って
ひとつひとつ 丁寧に並べていく
《大事に使ってほしいな》の思いを込めて
「雨は透明やのに
なんで池の水は濁ってるん？」
こんな疑問から 実験が始まり
炭が水をきれいにすることがわかった
だから…「たき火の残りの炭入れよう！」
日々、同じように過ごしている中で、なかなか子どもたちの育ちを感じることなく過ごしていますが、ふと振り返ってみると
いつの間にか4月とはちがった姿が見えてきます。
戸外でいっぱい過ごすことで、体力がついたよね。あきらめずに頑張ることもできるようになってきたよね。
なによりも、外で過ごすことの解放感！
楽しんでいろいろな力がついていくのはうれしいことですね。
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