多賀町第3次地球温暖化対策実行計画策定の経緯
地球温暖化問題は、その予想される影響の大きさや深刻さからみて、人類の生存基盤に関わる最も重要な環境問題の一つであります。平成27 年(2015 年)12 月には京都議定書以来18 年ぶりとなるパリ協定が採択され、今世紀後半には温室効果ガス排出を実質ゼロにして産業革命以降の平均気温の上昇を2℃未満に抑制することなどが定められました。
我が国ではパリ協定の採択を受け、平成28 年(2016 年)5 月に地球温暖化対策計画が閣議決定され、温室効果ガス排出量を2030 年度において2013 年度比26.0%減の水準を目標と定め、科学的知見に基づき、国際的な協調のもと率先的に取り組むと方向づけています。
多賀町においても、平成25 年(2013 年)3 月に多賀町第2 次地球温暖化対策実行計画を策定し、事務および事業に伴って排出される温室効果ガスの排出削減に取り組んできましたが、このような背景を受け、国の計画に即して自らの事務および事業に関し、温室効果ガスの排出量の削減ならびに吸収作用の保全および強化のために多賀町第3 次地球温暖化対策実行計画を策定しました。
目標達成状況