多賀町立博物館のアケボノゾウ骨格復元模型が、7月2日からしばらくのあいだ”出張”します。
出張先は 滋賀県立琵琶湖博物館 です。
琵琶湖博物館では、たくさんの化石と地層標本から、日本一の古さをもつ琵琶湖誕生の謎や、400万年前の環境と
生き物の変化の謎を 探る 第23回企画展示「琵琶湖誕生 -地層にねむる7つの謎ー」( 7月18日(土)~11月
23日(月))という展示が行われます。( ⇒こちら )
この展示のために、多賀町からは、町のシンボル的な存在のアケボノゾウ(多賀町立博物館の復元骨格標本)
が出張し、180万年前の多賀町にあった”古琵琶湖”のようすを伝えてきます。
また、琵琶湖博物館にはアケボノゾウの祖先にあたり、かつて中国大陸にいたコウガゾウ(復元骨格模型)が
います。この高さ4mの祖先に、日本で小型化した高さ2mのアケボノゾウが出会うことになるでしょう。
出張先で、いろいろな人に出会い、自分のルーツをさぐり、無事役割を終えて帰ってくるまで、みんなで見守っ
てやってください。アケボノゾウ化石の本物や産状ジオラマは通常通り、ご覧いただけます。
アケボノゾウの骨格模型にかわって、琵琶湖博物館からは、、大きなトンボ(模型)がやってきます。これは、今
年度多賀町立博物館で取り組む環境保全促進助成事業 「アケボノゾウからたどる今とむかしの環境」の企
画展「多賀の自然環境-トンボの目で見たその現状-」( 7月18日(土)~8月30日(日) あけぼのパーク多賀
ギャラリー )に登場するためです。(この企画は全国モーターボート競走施行者協議会からの拠出金を受けて
実施するものです。)